一般社団法人A-GOALは2022年より、アフリカ最大のスラム、ケニアのナイロビにあるキベラスラムで「TAKESH SEO & JAPAN presents キベラA-GOALリーグ」を開催しています。2023年1月に実施したクラウドファンディングのおかげで現在、リーグ2023セカンドレグを開催することができています。ご支援していただいた皆様、誠にありがとうございました。

キベラA-GOALリーグも2年目を迎え、現地での評判も高まっています。リーグの参加する子どもたちの数も約600人から約1400人に増加しました。来年は2000人規模のサッカーリーグになることが予想されます。

継続的に、そしてより多くの子どもを受け入れるために、キベラA-GOALリーグ・マンスリーサポーターを募集します。スラムの子どもたちの未来を切り開くため、私たちと一緒にキベラA-GOALリーグを作っていきましょう。

◯参加総人数2800人、2000試合開催、3万4000食を提供!

キベラA-GOALリーグとは、小学生や中学生の子どもを対象にしたサッカーリーグです。A-GOALは現地で学校を運営するNGO「アガベ・ホープ・フォー・キベラ」と協力し、キベラスラムすぐ近くのグラウンドで年2回、15週のサッカーリーグを開催しています。

これまで3回のリーグ戦を開催し(現在進行中の2023年リーグセカンドレグを含む)、合計2800人以上の子どもたちが参加しました。開催したのは約2000試合、3万4000人分の食事を提供しました。

全体の約1割ほどですが、女の子も参加しています。彼女たちが安心してプレーできるよう、毎月生理用ナプキンも提供しています。

◯キベラA-GOALリーグの可能性

なぜスポーツなのか?サッカーリーグを企画するより、教育や医療に力を入れた方がいいのではないか?

よくこう聞かれます。たしかに教育や医療は生活に直結する大切なものです。ですが私たちは、スポーツも子どもたちの未来を切り開く大きな可能性をあると信じています。

キベラA-GOALリーグが子どもたちに提供するのは、「楽しみ」、「夢」、「食事」です。

・「楽しい」が未来を守る

キベラA-GOALリーグの最大の目的は、サッカーの試合を毎週開催して、子どもたちに楽しんでもらうことです。子どもたちの日々の暮らしにサッカーを取り入れ、健康的に忙しくし、ドラッグや犯罪などから遠ざけます。

キベラスラムは貧しく、楽しみもほとんどありません。子どもたちは食べるものがなく、時間だけを持て余す日々。そうなると苦しさを紛らわすため、お酒やドラッグをしたり、お金を稼ぐために犯罪や売春をするようになります。結果、学校にも行けなくなり、未来が閉ざされてしまいます。

しかし週末に試合があれば、みんなそこに集まります。また学校が終わった後にもチームで練習するようになります。家に帰ったら、ご飯を食べてぐっすり。悪いことをしている時間はなくなります。

キベラA-GOALリーグが始まってまだ一年ですが、少しずつ変化が見られるようになりました。ある少年はキベラA-GOALリーグに参加するようになり、大麻の運び屋をやめました。今では毎週末の試合を楽しみにしています。

・「夢」への第一歩

キベラA-GOALリーグには、リクルートのためナイロビのプロサッカークラブのアカデミーのコーチやサッカーの強豪校の顧問がやってきます。コーチや顧問から才能が認められれば、子どもたちはプロチームのアカデミーやサッカーの強豪校に、奨学金をえて入ることができます。文字通りプロサッカー選手の第一歩を踏み出すのです。

その成果はすでに現れています。2023年のファーストレグで活躍したブラントン・シオソ君は、13歳以下のケニアナショナルチームのメンバーに選ばれました。

年代別代表という肩書きを得たブラントン君は、ナイロビのサッカーアカデミーの名門「エクスプレス・フットボール・アカデミー」に特待生として入ることができました。

ブラントン君は今、目の色を変えて練習しています。チームメイトも次は自分が選ばれるんだと、頑張るようになったとのことです。

貧しさからサッカーの試合ができず、その才能を示すことすらできなかったキベラスラムの子どもたち。そんな子どもたちが今、A-GOALリーグを経て、少しずつ羽ばたこうとしています。

・家計を支える「食事」

キベラA-GOALリーグでは試合が終わった後に、ご飯やケニアの主食「ウガリ」、野菜などを提供しています。タンパク質を補うため、今回のセカンドレグからは緑豆もメニューに追加しました。

栄養価の高いものを規則正しく摂ることは、成長期の子どもたちにとって欠かせません。しかしその大切な食事はキベラでは当たり前ではないのです。

キベラスラムに住む人々は、もともとその日暮らしの生活をしていました。近年はロシアのウクライナ侵攻や世界的インフレで、ケニアの食料価格が高騰。主食の原料となるとうもろこしの粉は二倍になりました。今では、1日に2食もとれない家庭が増えています。

週末1回の食事提供は、子どもたちの成長にとって十分ではありません。ですが少なくとも週末には食べるものがあると子どもたちを安心させてあげたい。こういう思いからA-GOALは今年から試合後に食事を出すようにしました。

子どもたちは食事の時、試合後にもかかわらず元気いっぱい。我先にと列に並びます。

子どもたちのお母さんからは「週末に子どもたちの食べ物があるというのは、家計にとってありがたい。キベラA-GOALリーグはキベラの家庭を支えてくれている」という言葉をいただきました。

◯A-GOALリーグを続けたい!

今後の課題は、このリーグを継続していくことです。

今年開催する2回のリーグの運営費や食費は、今年1月に実施したクラウドファンディングでまかなっています。しかし、来年のリーグ開催費は確保できていません。

また子どもたちの参加人数も増加しています。この調子で行くと、来年は2000人近くの子どもが参加します。

来年以降もキベラA-GOALリーグを続けたい。より多くの子どもたちに楽しみと夢、そして食事を提供したい。

そこでA-GOALは11月18日から12月17まで、キベラA-GOALリーグをサポートするマンスリーサポーターを募集します。

目標は月10万円以上、70人以上のサポーターを集めることです。

◯キベラA-GOALリーグ・マンスリーサポーター「マジナジュア」

キベラA-GOALリーグ・マンスリーサポーターグループを「マジナジュア」と命名しました。これはスワヒリ語で「水と太陽」という意味です。

キベラはヌビア語で「森」という意味です。私たちが水と太陽となって、キベラに住む子どもたちを育てていこうという思いが込められています。

マンスリーサポーターの方から寄付していただいたお金は、サッカーリーグの運営費や食費に当てさせていただきます。

支援のコースは以下です。

月1000円を寄付(お米10kg相当)

月3000円を寄付(ボール1個相当)

月5000円を寄付(緑豆30kg相当)

月1万円を寄付(生理用品70人分相当)

月3万円を寄付(3000食相当)

マジナジュアに入っていただいた人にはもれなく、以下の特典がつきます。

 1、A-GOALのメールマガジンをお届け

 2、A-GOALのFacebookグループにご招待

それ以外にも、キベラA-GOALリーグに関する特典を優先的に受けることができます。

◯【サポーターカテゴリー(法人・団体)】

「マジナジュア」になっていただいた法人・団体には、金額に応じたリターンを提供させていただきます。詳細はA-GOALまでお問い合わせください。

支援のコースは以下の通りです。

・年100,000円(毎試合に掲示するバナーに貴社・貴団体のロゴを入れさせていただきます)

・年300,000円(毎試合に御社のロゴが入った単独バナーを蹴じさせていただきます)

・年500,000円(2024年リーグのリーグ名に御社名・貴団体名を入れさせていただきます。先着1団体・1社)

第1フェーズでは、70人・団体のサポーターを募集します。

キベラの子どもたちが自身の未来を切り開いていけるよう、

私たちと一緒にキベラA-GOALリーグを作っていきましょう。