マラウイ湖畔の村に「ローカル食堂」建設に向けたクラウドファンディング実施中!5月15日にオープン前料理対決イベントを開催

「スポーツでアフリカと日本をつなぎ、助け合いの関係性を築く」をビジョンに掲げるA-GOAL(URL:https://a-goal.org/)では、2020年7月からマラウイで農業支援を行ってきました。現在、マラウイでの次なるステップとして「ローカル食堂」を開業すべく、5月22日までクラウドファンディングを実施しています。

◆ 新型コロナ感染拡大による観光客激減

アフリカ南東部に位置し、「Warm Heart of Africa」(アフリカの温かい心)とも呼ばれるマラウイ共和国で特に人気の観光地が、ユネスコ世界遺産にも指定されているマラウイ湖国立公園です。その公園内にある「ケープマクレア」の人々は、マラウイ湖国立公園を訪れる多くの国内外からの観光客をもてなす観光業が主要な産業として生活しています。

しかし、新型コロナの影響によってケープマクレアを訪れる観光客は激減し、村の経済や住民の生活は大きな打撃を受けました。そんな中で、A-GOALプロジェクトは2020年7月から現地の人々と共に、現地のサッカークラブと連携し、主として野菜の栽培と配布による支援活動を実施してきました。これまでに支援した家庭は3,000世帯に上ります。

◆ 「ローカル食堂」を創る4つの目的

これまで農園で採れた野菜は、社会経済的に困難な世帯に無料で配布してきました。1年以上の活動が実を結び、野菜の種類や生産量が徐々に増えてきました。そして、今後のステップとして現在開業を目指しているのが「ローカル食堂」です。

 この食堂は、観光客だけでなく地元の人々の飲食店でもあり、さらに若者の職業訓練の場、人々が集う交流の場、学びの場、ケープマクレアの未来を考え議論し活動を起こしていく場でもあります。ケープマクレアの持続可能な未来を支えるという大きな目標の第一歩がプラットフォームとしての食堂です。

◆ 5月15日(日)にオープン前料理対決イベントを開催

A-GOALでは、この食堂を多くの方に知っていただくことを目的に5月15日(日)にオープン前イベントを開催します。当日は、マラウイ・ケープマクレアのユース女子チーム(最大4チーム)による魚料理と野菜料理の対決を企画しています。

日本など遠隔からもオンラインで参加することができ、現地での料理対決を観戦しながら、マラウイのローカル料理やA-GOALの取り組みについて知ることができます。

【現地中継】地元のみんなが大好きなローカル料理対決!

日時:2022年5月15日(日)19:30〜21:00(日本時間)途中参加・退出自由 

会場:オンラインZoom

参加費:無料

参加申込:下記フォームからご登録ください。Zoomリンクをお送りします。

https://forms.gle/o5FsFEWU8271PXyr9

プログラム内容(予定):

・イベントの流れ、審査員紹介

・ローカル料理&A-GOAL概要説明&クイズ

・料理お披露目、採点

・今後に向けた情報共有

◆ クラウドファンディング実施中(5月22日まで)

A-GOALでは、この食堂開業資金を集めるべくクラウドファンディングを実施しています。多くの方のご協力をお待ちしています。

・プロジェクト名:『湖と大地の恵みを、地域の未来のために!「ローカル食堂」をマラウイに創りたい!』

・期間:2022年4月6日(水)~5月22日(日)

・目標支援金額:1,110,000円

・URLhttps://camp-fire.jp/projects/571696

実施団体:

一般社団法人 A-GOALは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により生活に困窮したアフリカの人々に現地の地域スポーツクラブを「ハブ」に食料や衛生用品などの緊急支援を行うために、2020年5月16日に活動を開始。これまでにケニア・ナイジェリア・マラウイ・ウガンダの4カ国で10,000人以上に支援を届けてきました。「スポーツでアフリカと日本を繋ぎ、持続可能な社会を目指す」を理念に2021年5月に法人化。現在は、アフリカ9カ国で、スポーツイベントの開催、日本との交流事業の実施、現地スポーツクラブによるスモールビジネスのサポート、女性支援など活動の幅が広がっています。